私の家族の猫♀のnicaの皮膚病についてのお話になります。
nicaについて
怪我して鳴いている所を拾われて、縁があって家族になった保護猫です。
生後2か月ぐらいの頃に出会い、今年で5歳になります。
初めてお迎えした動物だったため、猫かわいがりして育てました。
気に入らないことがあると噛んでくる一人っ子気質満点のかわいい女の子です。
皮膚病の状態は?
一部の毛が脱毛している状態となります。

画像箇所以外にも、腹部と脇にも脱毛があります。
脱毛箇所は炎症もなく、毛がただぬけている状態です。
執拗に舐めているわりには赤くなっていないので、かゆみはないようです。
腹部の脱毛については、かれこれ1年以上続いています。
検査や診察について
初めて脱毛に気づいた時に病院でダニなどの菌の検査もしていただいたのですが、
どれも異常なしでした。
その他、食物アレルギーの懸念もありアレルギー検査もお願いしました。
アレルギー検査の結果は良くなかったのですが……、
医師の見解は、脱毛の様子からアレルギーではなくストレスなどによる
過剰グルーミングが原因であるとのことでした。
こちらのページでも書かれていたのですが…
https://www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/628.html
ストレスによるもの
身体の一部を舐め続け、その場所が脱毛したり、炎症を起こす「舐性皮膚炎」は、ストレスが原因(心因性)で発症する場合があります。
引っ越しや家族が増えるなど、ストレス源に心当たりがある場合は、要注意。舐めやすい前足や後ろ足、太ももの内側などに発症しやすいとされています。
ここの内容と医師が仰っている内容はほぼほぼ同じなので、
脱毛の原因はストレスによるものという認識で問題ないと思っております。
皮膚病の原因は?
未だにこれかな…?というものがわかっていません。
最初は引越をして環境が変わったこと(線路のそばに引越したため電車の音がする)が
原因だと思っていたのですが…
引越し後すぐに脱毛し始めたわけではなく、数カ月経ってからのため違うように思っています。
脱毛に気が付いたのが、私の仕事が忙しくなっていた頃だったため、
あまり構ってあげられなかったことも原因のように思うのですが…どれもしっくりきません。
原因を探りつつ、今はできる限り構えるときに構って相手をして、
食事や薬・エリザベスカラーなどを使ってこれ以上の脱毛を広げないように気をつけます。
治療について
今はロイヤルカナンの「ユリナリーS/O エイジング7+ + CLT」 という
ストレスを軽減する療養食と、
(nicaはエイジングという年齢ではないのですが全く問題ないそうです。
なぜこの療養食になったかというと、一番最初に診察して頂いたときに
これしかなかったからです)
分離不安補助剤(クロミカルム)を飲んでいます。
ただ、毛が元通りになるには何カ月もかかりますし、改善しているとはっきりわからないので、
治療はとても難しいと日々感じています。
ゆっくり治していこう
想像しうる検査などはしてもらっていて、
これ以上焦ってもどうしようもないためnicaの様子をみつつ、
ゆっくり治療していこうと思っています。
ひとまず今は1か月分のお薬を頂いているので、
来月通院するときまでに少しでも良くなっていてほしいと思っています。
食物アレルギーなどのアレルギーでの脱毛は、毛がごっそり抜けるそうです。
nicaの脱毛状態では脱毛しているといっても、薄い毛は残っているため、
アレルギーではないと診断されたそうです。